ポケットモンスター スカーレット/バイオレット

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【ポケモン S/V】ポケットモンスター スカーレット/バイオレット 発売!評価やシステムなどについて紹介!

今年発売タイトルの中でも最も注目度の高いゲーム、
ポケットモンスター スカーレット/バイオレット

遂に発売されました!
私もかなり待ち望んでいたタイトルなので本当に嬉しく思います。

そんなわけで早速ですが評価などまとめていこうと思います。
3時間程しかまだプレイ出来ていませんが、最初のタウンに着くまでの序盤のインプレッションや
各システムについてご紹介していきますっ!

【良い点】

  • オープンワールドになり臨場感・冒険感抜群
  • 時間や天気の概念があり、冒険中に朝→夕→夜に変化したり雨が降り出したりする
  • バトルのテンポが良い
  • シームレスに移行する戦闘
  • 神機能:レッツゴー
  • 素材集めてのわざマシン作りが楽しい
  • 一部のNPCは近づくだけで会話内容が一括でテキストポップ表示され快適。
    長めのセリフを喋るNPCは従来通りテキスト送りの操作が必要。
  • 最初から「そらをとぶ」が使用可能
  • 最初からいつでもどこでも「わざをおもいだす・忘れさす」が可能
  • ポケモンボックスにいつでもアクセス可能
  • フォトモードの実装
  • 衣装を集めてお洒落が楽しめる
  • ワンボタンで任意のポケモンを先頭に配置出来て便利
  • おまかせ回復が便利
  • ポケモン図鑑がカタログ風になってお洒落
  • メニューのポケポータルから様々なオンライン要素が楽しめる

【悪い点】

  • フォトカメラが拡大縮小出来なかったり、視点がプレイヤー定点で自由に
    動かし放題な訳ではないため、少し使いづらいところも
  • 小さいポケモンも多く、草むらなどにいるとパッと見では気付きにくいため意図しない
    戦闘エンカウントが発生することもしばしば
  • NPCの近くにポケモンがいる事が多く、NPCに話しかけたつもりがポケモンになりがち。
    さらにポケモンに話しかけてから会話終わるまでの応答が妙に長い。

【まとめ】

今年の1月にオープンワールドに近い形式としてポケットモンスター アルセウスが発売されました。
探索や全体的なテンポが良く楽しかったのですが、
個体値や努力値、特性といった戦闘・育成に関わる概念が廃止されており、
ジム戦やトレーナー戦、わざマシンもなかったし、本家と色々仕様の異なる外伝的なゲームでした。
ポケモンを集めて楽しむのがメインのゲームなのかなと。

しかしながら、オープンワールド風味な探索フィールドや、
シームレスな戦闘などの部分は新時代のポケモンゲーを感じさせる出来で、
この内容でソード/シールドのようなポケモンがしたいなと思ったものです。

・・・が、まさに今回のスカーレット/バイオレットがそれを叶えてくれました!

まず、今回は完全なオープンワールドとなっており、全てのフィールドがシームレスに
地続きで繋がっています。
そのため、これまで以上に旅や探索をしている感じが強いです。
この辺りはアルセウスと同じ感じですね。
フィールド上に野生のポケモンがたくさんウロついていたり、
トレーナーも所々に立っていたりして、見えるところ全てが自分の足で行けると思うと
ワクワクです。
見えない壁も今のところないので、高い所から下に飛び降りたりも出来ます。
オープンワールドとは言え一部、建物の中に入るのにロードが発生する所もあり。

探索では、至る所にランダムで出現するアイテムなどが落ちているし、
少し歩くと風景が変わったり、ウロついているポケモンも変わるので
ついつい寄り道をして目的地から遠ざかったりと、それくらいフィールドを歩いて
いるだけで楽しい
ですね!

特に、レッツゴー」が優秀でアルセウスにも存在した似たような機能がありました。
本作では怪しい場所や落ちているアイテムに向かって先頭のポケモンを召喚する事が出来、
ポケモンが取りに行ってくれます。
ポケモンに向かって召喚すれば、勝手に戦って倒して経験値や素材を稼いできてくれます。

その間、プレイヤーは探索したり自由に行動する事が出来ます!
ただ、効率が良いのでレッツゴーで倒した場合の経験値は流石に補正が掛かっています。
大体、本来の1/5くらいですかね?
経験値稼ぎよりは素材稼ぎに向いてるかなと。

ちなみに、本作はアルセウスと違って戦闘中でしかポケモンを捕まえることは出来ません!
ただ、気づかれていないポケモンに向かってボール投げると、先制が取れたり、
しゃがんで警戒の強いポケモン気付かれないよう忍び寄れたり、空を飛んでいるポケモンは
ボールを投げて戦闘に移行したりと色々な仕掛けは存在します。

フレームレートについては、本体スペックを考慮すると、それなりに安定している方だとは思いますが、
カクつくことも少なくはないですね。人によりますが個人的には許容範囲。
戦闘時は特になく、探索中に発生するって感じですが個人的には気になる程ではないです。

全体的な仕様についてはこれまで通りソード/シールド以前と同じなので、
ジム戦や個体値にわざマシンなど従来あったシステムが存在します。
アルセウスのようなオープンでリアルなワールドの中で
自由に育成や戦闘を好きなだけ楽しむ事が出来るのが最高です!

戦闘はアルセウスと同じくシームレスなので、
いつでもすぐにポケモンバトルにスムーズにロードなしで移行し快適。
わざを出した時のモーションや演出、エフェクトも良く出来ているので
ポケモンの動きを見ているだけでも楽しめます。

戦闘中でも、背景の他のポケモン達が自由に動いていてリアリティー高く感動しました!
よく見るとたまにバトルを観戦している?ポケモンも。
下画像ではコダックが観戦しています。



それからポケモン図鑑がめちゃくちゃお洒落になっています。
図鑑画面が本棚みたいなレイアウトになっていて、
ポケモンごとに専用のカタログ雑誌のようなデザインが用意されていて、
まるで本棚の前でカタログ雑誌を読んでいるような気分。

図鑑ではカメラを動かして立体的にポケモンのモデルを観察可能



また、新要素も盛りだくさんなのが良い!
本作では、ソード/シールドの時のレイドバトル同様、テラレイドバトルと言う要素があったり、
素材を集めて、わざマシンを作成したりとクラフト要素も実装されています。
その他、オンラインではユニオンサークルを利用して最大4人でフィールド探索したり戦闘したり
楽しむ事が出来るように。

ピクニック用具を集めてフィールドでピクニックしてポケモンと絆を高めたり、
究極のサンドウィッチ作りなど、ホントたくさんの遊びが用意されています。

今時点では、テラレイドバトルなどまだまだ解放されていない機能がありますが、
既にソード/シールドの時以上に夢中になって楽しめています。
単に面白さがパワーアップしただけでなく
序盤からの「そらをとぶ」やわざの思い出しにボックスへのどこでもアクセスなど、
これまでかゆい所に届かなった部分も見直され、ユーザービリティも向上しているため高評価。
おそらく個人的には過去作の中でもトップの評価になりそうな予感です!

ボックスではバトルチームを6枠まで編成可能


【ダイジェストプレイ動画】

探索や戦闘シーン、例のレッツゴーを使用している場面など詰め込んでみました。



【システム詳細】

主人公の見た目作成

ゲーム開始直後まず、自身の分身となる主人公の見た目を作成します。
と言っても、髪型と髪色を決めるくらいなので、簡素ではありますが。
色は単純な原色ではなく割と凝った色が多いので良いと思いました。

  • 髪型:19種
  • 髪色:26種

探索フィールド・マップ

本作はオープンワールド!
フィールドのあちこちにポケモンが生息していて、自由に行動しています。
近づくとすぐに逃げるポケモンや寝ていたり、木にぶら下がっていたりと
各々の生態を感じる事が出来て臨場感抜群!

アイテムを拾う機会が多く、出現ポケモンも少し移動すると変わるため、
寄り道しがち。
稀にわざマシンが落ちていることもあり発見時はテンション高まります。

Yボタンで開くマップや簡易マップでは周辺の生息ポケモンが確認出来たり、
「!」で目的地が記されていたり使い勝手◯。

全体マップを見る限り、そこそこ広そうでこれからの探索が楽しみ
初めてのタウンへ到着。ポケモンセンターが露店みたいになってる!?
寝ているポケモンにしゃがんで近づくシーン

レッツゴー

探索時に先頭のポケモンを呼び出して、任意の場所へ向かわせてアイテムを取ってきてもらったり、
自動で戦闘を繰り返し、経験値や素材を稼いでくれる神機能!
レッツゴー中も、プレイヤーは探索したり自由に動けます。
戦闘の勝敗判定は能力の差やタイプ相性で決まる模様。
相手が悪く負けそうだと力尽きるまえに戻ってきてくれます。

わざマシンマシン

これまで通り、探索でわざマシンを見つけたり貰ったりすることも出来ますが、
本作ではクラフト要素となっており、素材を集めて作成することも可能!
素材は大抵のポケモンが何かしら持っていて、倒すたびにポンポン素材をドロップするので、
素材集めが楽しい。
わざマシンを手に入れるとどんどん作成出来るレシピが増加。

サムネ付きのカタログのようなリストがお洒落。

料理を食べてボーナス効果

どうやら至るところで、料理を購入する事が出来るようです。
最初のタウンでは、露店でアイスを売っていました。
メニューごとに食事パワーと言う内容で、経験値アップや捕獲率アップなど一定の
恩恵がしばらく受けられるようです。

メニューごとに・・・
追加効果が異なる
料理を食べると可愛らしい演出が流れる

フォトモード

本作では、いつでもどこでもカメラを取り出して撮影が可能!
十字キーの下で呼び出せます。
カメラはインカメラに切り替え自撮りすることも出来ます。
表情を変えることも出来、流行りの虫歯ポーズなんかも確認。

ただポーズの種類は少なく、6種類のみ。
今後アップデートで追加されると嬉しいですが。
オープンワールドとフォトモードは相性抜群、
旅をしながら思い出作りを楽しむ事が出来て良いですね!

また、十字キー上ではエモーションリストを呼び出し実行が可能。
エモーションとは挨拶とか応援とか、そんな感じのが13種あります。
オンラインやローカルでマルチプレイする時なんかに多様すると思います。

衣装を集めて着せ替え

近年のポケモンではもうすっかりお馴染みとはなっていますが、
本作ももちろん、服・靴・カバンなど様々な着せ替えアイテムを集めて
自由に着飾ることが可能。

序盤はスカウトガールのような見た目ですが、早くお洒落を楽しみたいものです!

オンライン要素

メニューの「ポケポータル」から様々なオンライン要素を楽しめます。

ユニオンサークル

サークルを作成または、参加が可能。
2~4人で遊ぶ事ができ、ネットまたはローカルで遊べます。
サークルへの参加は合言葉が必要なため、基本的には友達同士などで
楽しむ事になると思います。
同じフィールドで自由に探索したり、テラレイドバトルなどを楽しむ事が出来ます。

テラレイドバトル

ソード/シールドの時にもあったレイドバトルと似た要素。
フィールドに点在する、光り輝く結晶に触れると、「テラスタル」化したポケモン
とバトルが可能。
4人で協力して戦います。
オフラインの場合は、おそらくNPCが参加するのかなと。
「おうえん」で味方のステータスをアップでき、戦闘中は他のプレイヤーの行動を
待つ必要がなくガンガン攻撃し続けるのがこれまでのレイドとは異なりますね。

テラレイドでは敵ポケモンの捕獲も出来、特定の特性を持ったポケモンや高個体値の
ポケモンを手に入れる際にメインで多用する事になりそうですね。

現在は、まだ未開催。
直近で、11/25(金)〜からのイーブイのテラレイドが始まるようなので楽しみですね!
個人的には最強のリザードンが早く欲しいです。

通信交換

合言葉を設定して主に友達と通信交換するメニュー。
オンラインまたはローカルでの利用が可能。

マジカル交換

全国中の見知らぬトレーナー(プレイヤー)と通信交換出来るメニュー。
ボックスから選択したポケモンをランダムな誰かと自動交換します。
交換相手や欲しいポケモンを選ぶことは出来ません

通信対戦

  • シングルバトル
  • ダブルバトル
  • マルチバトル

上記の内容を2~4人で遊ぶことが可能。
ローカル専用みたいです。

バトルスタジアム

オンラインで見知らぬトレーナーと戦いたい場合はこちら!
以下の内容で、ポケモンバトルを楽しむメニューです。
レンタルチームでは、バトルチームを人から借りたり公開するメニュー。

  • カジュアルバトル
  • ランクバトル
  • インターネット大会
  • レンタルチーム

ふしぎなおくりもの

定期的に配信されるポケモンやアイテムを受け取るメニューです。
今時点だと早期購入特典の特別な「ピカチュウ」を受け取る事が出来ますので、
忘れずに貰いましょう!

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