フロントミッション1作目のHDリメイクがSwitchにて発売されました!
今回はそんな「ザ・ファースト : リメイク」の評価やシステム詳細、育成要素について触れていきます!
まず、今回のリメイクは2回目となります。
もともと1995年にスーパーファミコンで発売された1作目は2007年にニンテンドーDSで
既に一度リメイク済みです。シナリオやパーツの追加がされました。
そして今回のSwitch版はDS版をベースにHD化し、なおかつゲームモードの追加が新しく実装。
ゲームモードにはサウンドやグラフィック、ゲームバランスなどオリジナル準拠で遊べるクラシックモード。
サウンドやグラフィックは現代風にアレンジ、ゲームバランスやメカニックの調整、戦闘マップやマシンが3D化し、
カメラを自由に動かせるようになったりして遊びやすくなっているモダンモードがあります。
新要素としてはゲームモード(モダン)の追加くらいですね。
それでは、ここから要点をまとめていきます。
【良い点】
- グラフィックがさら向上
- 歯ごたえのある難易度・難易度調整
- ヴァンツァー(ロボット)のカスタムが楽しい
- パイロットのスキル取得や育成
- 戦闘テンポ快適
- ロードは頻度が少なく時間も短めで快適
- 全体的なレスポンスや画面の切り替わりも快適
【悪い点】
- 戦闘マップでのカーソル移動がしづらい
- 戦闘マップでHP表示をありにしないと敵味方の区別がつかない
- UIの文字表記が英語なので慣れていなければ視認しづらい(効果の説明などはもちろん日本語)
【まとめ】
とりあえず、せっかくなので新要素のモダンモードで遊んでみました。
グラフィックについてはクラシックでも十分綺麗だと感じました。
そのため、モダンではさらに解像度が上がってクッキリはしますが、そこまで大きな
違いはないような気もします。
ただ、オリジナルは1995年のゲームではありますが、古臭さはそこまで感じません。
水の流れるマップでは水の表現も綺麗(モダンモード)でした。
3Dの立体的も増しているのが良い感じ!
戦闘マップでは360度ではないですが、それくらい自由には動かせます。
なので真上視点からもプレイ出来ます。
クラシックでは完全固定だったので、有難いです。
しかし、カーソル移動が少々特殊で、どんな視点にしていようが、例えば十字キー上を押すと
画面に対して上下左右なので、スパロボなど他のSRPGのカーソル移動に慣れていると
少々戸惑います・・・
モダンモードでは、せっかくならUIの全体的な文字表記も日本語にして欲しかったなと。
戦闘マップでの敵味方の区別がつきにくいのは残HPの表記をすれば改善されるし、
なんだかんだHP表記は便利だしここはそんな問題ではないかなと思います。
現状、不満点としてはこんなところで視点に影響せずカーソルの挙動さえ安定してくれれば
個人的には満足です。
サウンドについはタイトルメニューからオリジナル版とリメイク版の聴き比べが可能。
リメイク版のアレンジが絶妙に良い感じで、オリジナル版とはまた違った雰囲気を
味わえて良いです。
ゲーム序盤はチュートリアルの有無を選択出来るので、オリジナルをプレイ済みの方は
すぐに本編に入ることも出来ます。
難易度は全部で7段階あり、最大で敵の耐久力と攻撃力が900%になると言う無理ゲー感を感じさせる
ものとなっていますが、とりあえずノーマルでプレイ。
しかし、装備を更新せず2つ目のミッション(夜のマップ)に挑んだらボコボコにされました・・・
なので、結構歯ごたえがあるかと思いました。
フロントミッションはDSのリメイクを遊んだことがあり、正直もう諸々忘れてはいるのですが
こんなに難しいゲームだったっけ?と言うくらいには難しいです。
敗北するとマップの最初からになりますが、スパロボのように経験値とかはリセットなので
稼ぎプレイは不可。
戦闘中は、運か固定なのか分かりませんが敵を倒すとパーツをドロップしたりもします。
設定から簡易戦闘のオンオフが出来るため、オンにしておくとかなりテンポが上がります。
簡易戦闘オフでも戦闘アニメーション画面への切り替わりはスムーズで早いので、
戦闘パートの全体的なテンポは基本的に良好。
また、いつでもセーブ&ロード可能です。
機体であるヴァンツァーは、ボディ・左右腕、脚の4パーツで構成されており、
戦闘時はボディーを破壊されると戦闘不能。
脚を破壊されると移動力に影響が出たり、腕が破壊されるとその腕に付いている武装が
使用できなくなります。
そういった観点ではメダロットに似たシステムとも言えます。
攻撃箇所は選べないので、ボディーに被弾するとヒヤヒヤしますし、
良い感じで緊張感を持って遊べます。
育成パートでは使用した武器などで能力の上昇に影響がある模様。
例えば近接系ばかり使用すると近接系のステータスが上昇しやすいとかですね。
それから、まだ解放出来ていませんが、パイロットはパッシブスキルを習得していくことが出来ます。
最大で5つまで自由にセットが可能。
その他、拠点ではコロシアムも遊べます。
1vs1の戦闘でオッズ形式の賭け試合となります。
とにかくパーツが更新される度にヴァンツァーを弄ったり、
パイロットを育成したりと育成部分が楽しいです!
もちろん戦闘パートも状況に応じて武器を使い分けたり、難易度自体が
高いので歯ごたえがあり面白いです。
新要素の追加はモダンモードだけにはなりますが、グラフィックが綺麗になっただけでも
良いものですね。
欲をいえば、パーツの増加やスキルとか増やして欲しかったところではあります。
SRPGが好きだったり、機体のパーツを付け替えたり(アセンブル)
するのが好きな方にはオススメです。
【プレイ動画】
序盤
モダンモードでの最初のミッションを攻略したくらいまでの部分を動画にしました。
近接ばっか使っておりますが、遠くから攻撃出来る武器もたくさんあるのでご安心を!
ダイジェスト
序盤は各マップの戦闘パート、後半では拠点でのショッピングやコロシアムシーンなどを動画にしています。
クラシックモード
【機体カスタム】
機体であるヴァンツァーは武器4箇所・ボディ6箇所で構成されています。
ボディ部のCPUは基本性能部分を司っており、CPUによって格闘や遠距離などの得手不得手が
大きく変わります。
姿も結構変わるので、性能の変化だけでなく見た目で好きに弄るのも楽しいです!





【ギャラリー集】








