本日、「熱血硬派くにおくん」シリーズの外伝作、
リバーシティガールズ2 が発売されました!
2019年に発売された「リバーシティガールズ1」の完全続編となります。
前作は未プレイなのですが、やけに気になり面白そうだったので買ってみました。
そのため、リバーシティガールズ2のアクション性などについて評価します。
この記事ではPS5でのプレイ評価となります。
「くにおくん」と言えば、ファミコン時代から続くシリーズで
ベルトスクロールアクションとして代々、発売されてきました。
もちろんリバーシティガールズも同じジャンルとなります。
本作の特徴としては、ゲーム自体はドットですが立ち絵などキャラデザインが現代風となっており、
可愛らしいヤンキー美少女の2人が主役の物語となっているところですかね。
また、レベルを上げてステータスアップや技の習得、装備を整えたりなど
ちょっとした育成要素も実装されています。
ちなみに、DL専売です!
ただし、リバーシティガールズ1・2がセットになったものがあり、
こちらはパッケージ版のみの販売という形式になります。
【良い点】
- キャラデザインが良い
- コミック調で展開されていくストーリー
- ぬるぬる細かく動くドット絵
- 技が豊富で様々な攻撃が可能
- 単にアクションだけでなく育成要素もあるところ
- プレイアブルキャラクターが4人いて、それぞれ育てられる
- リクルートで味方を増やせる(コンプリート要素の一つ)
【悪い点】
- 敵をリクルートするのが難しい
- 攻撃範囲が狭く攻撃を当てるのが難しい
- ダッシュがボタン二度押しなので瞬時に出来ない
- 1vs多数が圧倒的に不利
- マップがメニューからしか開けない(よく使うのでワンボタンで開きたい)
簡易マップも欲しい - 転かされまくる(受け身がない)
(補足)
リクルート・・・敵を仲間にする事。
敵が瀕死になるとたまに命乞いをしてくるので、その時に掴んで
L2R2を押せば仲間に出来ます。
ただ、この命乞いがコンボの途中でいきなりしてくるし、倒すまでの猶予が短いので、
気づいてもついついそのまま攻めて倒しがちです。
そういう意味でリクルートが難しいと記載しました。
このゲームは雑魚敵1体でも結構強いので、複数体相手となると大分きつくなります。
それから、敵は吹き飛ばし攻撃を結構使ってくるのですが、受け身が取れず
ダウン時の硬直時間も長いので、頻繁に倒かされる事になると思いますが、
少々ストレスに感じる事もあるかもしれませんね。
【対応プラットフォーム】
[PS5] [PS4] [Switch] [STEAM] [XBOX SERIES X|S] [XBOX ONE]
【まとめ】
前作の続きからなので、前作を知っていないと
序盤の流れに少々ついていけない感は否めませんね。
ただ、こういう経緯があって〜・・・みたいな事は語られるので、
前作からの本作におけるザックリとした流れは理解出来るかと思います。
コミック調のストーリー展開も珍しく、ユニークで楽しいものです。


戦闘パートにおいては、3-4頭身くらいのドットキャラを操作します。
ドットの動きが細かく全体的なモーションなど凄く良いです。
それでいて、アクションもしっかりしています。
殴ったり蹴ったり踏みつけたり、効果音も相まって爽快感は抜群!
レベルが上がるごとに徐々に出せるコマンドが増えていくので、
アクションが単調になりにくいのも良いですね。
また、そこらへんに落ちている物を拾って武器代わりに出来ます。
これが物凄く強くて基本的に武器は強力です。
例えばバレーボールにヨーヨーや自転車など色々あります。
拾える機会も多い印象でした。
上手くコンボを稼げるととても気持ち良いです。
ただ、難易度はかなり高いです!
全部で3段階あって、中間のノーマルで始めましたが
はっきり言って死にゲーです!
かなり死ねます。
某ソウルライクのように覚えゲーってわけではないですが。
難しい要因としては敵の火力が高いのと、AIの攻撃性が極めて高い事。
また、回避がない(ガードはあり)ため咄嗟に距離を取れない事。
敵は結構プレイヤーの裏を取ってきます。
基本的にコンボをしてくるので1発目を喰らうとガードが差し込めず、
続けて数発被弾しトータルで結構HPが減ります。
複数相手にしているとフリーの敵が積極的に背後から襲ってくるので
厳しいですね。乱戦にならないよう上手く敵を散らしながら攻めていく必要性を感じました。
また、プレイヤーにとっては攻撃範囲が狭くかなり接近しないと当てられないし、
ベルトスクロールアクションのため上下の座標をしっかり敵に合わせないと、
攻撃が敵に中々、当たらないんですねコレが・・・
今だに結構スカります・・・
イージーにしてプレイしてみたのですが、イージーでようやくノーマルくらいの
難易度じゃないかな?と思いました。
ちなみに難易度はタイトルに戻る必要はありますが、いつでも変更可。
また、倒されても拠点かお金を払ってその場に復活出来ます。
お金は大した事ないのでその場で即復帰がメインになるかなと。
そのため、リトライはしやすく死にまくってもストレスは感じませんでした。
難しいですがリトライが効きやすく、次こそは!って感じで夢中になれます。
ロードに関してはフロアの移動ごとに5秒ほどの読み込みがありますが特に気になりませんでした。
振動についても武器で攻撃した時に微かに震えるくらいでDual senceコントローラーの機能は
特に活かされてはいないようです。
ボス戦はあります。
1人目のボス戦を体験しましたが中々、歯ごたえがあり
初見では避けるのが難しいギミックや攻撃を仕掛けてきます。
ボス戦はトライ&エラー方式なゲームデザインで覚えゲーですね。
ボス戦もやはり死にまくるのですが、徐々に各攻撃の対処法や
攻めて良い時のタイミングが分かってくると、徐々に攻略が楽に
なっていくため自身の成長感を味わえます。



育成要素では、レベル上げによるステータス上昇の他、
ショップの種類が多く色んな食べ物を売っていて、
初めて食べる食料に対しては何かしらステータスが永続的に上昇する仕様になっています。
つまりお金は掛かりますが、たくさん料理を食べることで強くなっていきます。
それからお金を使って技の習得や、装備の購入でパッシブスキルなどを付与出来ます。
装備枠は10枠もあるので、装備の総数は分かりませんがそれなりに
ビルド構築する楽しみもありそうな気はします。
プレイアブルキャラは全4人で、それぞれ特徴が異なり
アクション時の操作感が違うため、しっかり差別化されています。
ただ、レベルがキャラごとに別扱いなので育てていないキャラに切り替えると
レベルが下がり不利でしかないので、マンネリを防ぐと言う目的以外では
特にキャラを切り替えるメリットはないようにも見受けられます。
なお、今後オンライン対応予定で1~2人でのプレイが可能となります。
難易度が高いだけに協力プレイのしがいはありそうで楽しみではあります。

【プレイ動画】
【システム詳細】
マップ構成
1マップ複数のフロアで構成されています。
1マップだけでも大分広く感じます。
たまにバス停があってファストトラベルは可能。
全部で8ステージありそうですね。
画像のクロスタウンマップは右上の方にも薄暗くまだ解放されていないフロアがあるので、
とても広いです。
1マップでこのボリューム!
家のマークは拠点で、「!」は目的地を指します。なので迷うことはありません。


アクション
弱・強攻撃の使い分けと各コマンドによる技の発動、
ガードが出来ます。
コマンド技と言っても格ゲーのように複雑ではなく簡単に出せるものなので、
そこはご安心を!
ただ、結構種類があるので全部使いこなそうとしたら良い意味で大変でもあります。
中には発動にSPゲージを必要とする技も存在。
やはり、回避による緊急離脱が出来ず、ダッシュも仕様上、瞬時に出来ないことから
敵の被弾を受けやすいところはありますね。そのあたりは難易度に絡んできそうです。
また、ベルトスクロールアクションなので、敵の上下の座標に対しプレイヤーも
合わせないと中々攻撃が当たらないので慣れが必要です。
ちなみに、設定からボタンのキー割り当ては自由に可能です。




育成要素
レベル上げ
各プレイアブルキャラクターは敵を倒して経験値を稼ぐことでレベルが上昇し、
ステータスアップします。


料理を食べてパワーアップ
各食べ物は初めの1回目だけステータスが永続的に上昇する特典がつきます。


ショップで技の習得
お金を払うことで、レベルアップ以外でも技の習得が可能に!

装備の購入



トレーニングモード
初期マップのクロスタウンのどこかにありました。
動かない敵を相手にコンボの練習を思う存分出来ます。
自転車は外から持ち込みましたW


リクルート(仲間集め)
戦っていると、弱った敵が稀に降参してくるので、その時に掴んでL2かR2で勧誘できます。
仲間になったキャラは、リクルートリストに登録され、最大2枠のうち1つにセットが可能。
セットした仲間は常に出現して一緒に行動をしてくれるわけではないです。
戦闘中にL2かR2を押すことで対応した仲間が一時的に攻撃参加してくれると言ったところ。


コンボリスト ※一部


その他
スマホのようなUI上で、ツイッターのような書き込みのやり取りや、
投稿画像見たなのを眺めてリアルな雰囲気を楽しんだり出来ます。

