本日、12/1に「ロマシングサガ -ミンストレルソング-」の
リマスター版が各プラットフォームにて発売されました。
リマスターに伴いプレイアブルキャラクターやイベントの追加、
プレイアビリティの向上が実装されています。
そんなわけで、システムの詳細やどれだけ快適なプレイ環境になったのかなどについて
評価を交え、お伝えしようと思います。
ここではPS5版でプレイしております。
2時間程のプレイでの評価になります。
【追加要素】
- プレイアブルキャラクターの追加(シェリル・モニカ・マリーン・フラーマ・アルドラ)
- 新イベントの追加(アルドラ)
- 最高難易度のボス追加
- グラフィックの向上(フルHD)
- UIの改善・ミニマップの追加
- 街中でのファストトラベル
- その他(装備の追加、クラスの追加、クラスレベルの上限引き上げ、闇・邪術の解放、倍速モードなど)
【対応プラットフォーム】
[PS5] [PS4] [Switch] [STEAM] [IOS] [Android]
※いずれもDL専売となります
【良い点】
- 倍速モードが快適すぎてテンポが良い
- 奥深い育成システム
- キャラ育成が楽しい
- 閃きシステム
- 装備や拳術のカスタム
- 魅力的なキャラが多い
- いつでも街中や別の地域にファストトラベル出来る
- BGMが良い
- 自由度が高く攻略ルートは決まっていない
- 歯ごたえのある難易度
- いつでも閲覧可能な丁寧なゲーム解説(メニューのコンフィグより)
- ロードがほぼなく快適
- フルボイス(NPCも含む)
- 装備の保存が出来る
【悪い点】
- システムが凝りすぎてて複雑で理解に時間が掛かる
- 一部の敵に対して絶対に逃げられない状況が生じた
- カメラ視点が固定で自由に動かせない
- 出来れば戦闘でリピート機能が欲しい(ボタンの長押しで擬似リピートは可能)
【まとめ】
PS2のオリジナル版をプレイしたことがありますが、数時間で挫折しました。
そのため、オリジナルとの比較は出来ないので新規の気持ちで評価します。
まず、なんと言っても倍速モードを評価したいです。
フィールド探索と戦闘パートで個別に(等倍・2倍・3倍)の切り替えが可能。
移動も戦闘も早くて、時間がない時やレベリング時などに重宝します。
さらに良いのは倍速をオンにしていても、閃きや連携時の演出だけは等倍で再生出来たりと
細かい融通が効くところですね。
やっぱ、サガシリーズと言ったら戦闘中の「閃き」は外せないと思っており、
あの「ピキーン!」や連携なんかはじっくり見たいものです。
グラフィックも元がPS2のゲームとは思えないくらいくっきり綺麗で、
味のあるグラフィックがまた良いです。
BGMも耳に残りやすいですね。
その他、街中で行きたい施設をリストで選択し瞬時に店前に移動したり、
船を利用しなくてもいつでもどこでも他の大陸や街にファストトラベルし放題で
快適です、ホントに。
カーソル移動やメニュー時の操作などもレスポンスが良くスムーズです。
ところどころタッチパッドで開くワードヘルプは便利。
プレイ環境は最高峰です。
次はゲーム内容について。
8人の主人公がいてそれぞれの物語を体験可能。
ただ、ストーリーについては今のところ多くは語られずあっさりしています。
そのため、淡々とフィールド探索や戦闘をメインに楽しむことが出来ます。
ちなみにイベント時や街中のNPCのセリフは全部ボイス付きです。
最初から、多数の大陸や地域・街にファストトラベル出来ますので、
行ける場所や利用できる施設が無数です。
クエストなども各地で発生するので、ホントに何から何処から手をつけたら
良いのか迷います。
そのため、自由度はかなり高いです!
逆に、明確な目的がなく自分で見つけないといけないので。
そういうのが苦手な方には少々、辛く感じる可能性もあります。
そう言った場合は、攻略チャートの載っている、
攻略サイトや攻略本に頼るのもありだと思います。
11月に攻略本(オリジナル版)の電子書籍版が購入出来るようになりましたので、
気になる方はそちらも併せてご覧ください!
サガのミンストレルソングはシステムが凝りすぎてて、
色々細かいカスタムが出来るため、キャラの育成が好きな方には
堪らないゲームとなっています。
その分、システムの理解に骨は折れますが分かってくると抜群に面白いはず。
量が多すぎるため全貌を語るのは難しいですが、ある程度はザックリと後述します。
- 育成が好き
- 周回プレイが好き
- 高難易度が好き
- コマンドRPGが好き
上記が当て嵌まる方にオススメ!




【プレイ動画】
様々なシーンを編集しております。
倍速モードも多用しているので、ゲーム内でのテンポ感や快適さが確認出来ると思いますので、
ご参考までに。
【システム詳細】
ゲームモードの選択&主人公選択
ゲーム開始時にモードの選択と8人の主人公から1人を選択します。
また、キャラの名前とは別にプレイヤー名と性別を決める必要もあるので、
考えておきましょう!



アイテムショップについて
店舗ごとにレベルを持っていて取引の量でレベルが変わります。
買えるものが増えたり、同じ物でも売価が異なってきます。


拳術のモード調整
武器を装備していない場合、拳扱いとなり拳専用の技を閃きます。
モードによって、攻撃型や防御型などのスタイルが決まります。
複数のモードを取り入れたハイブリッド型などは多少、技の効果が落ちたりするデメリットもあるようですね。



マップアビリティ
フィールド探索に必須です。
宝箱などのサーチ系は近くに宝箱や資源があれば知らせてくれるし、
壁を登ったり、敵に気づかれにくくしたり先制を取りやすくなるものなど様々。
効果の強さを表すレベルや使用回数の概念があります。
これはキャラ毎に保有しているスキルで、パーティの組み合わせで
適用レベルや使用回数が変わってきます。




属性の概念
本作では闇と邪属性が追加されたようです。

鍛冶屋でカスタマイズ
鍛冶屋では素材を使って、基本性能をさらに細かく調整可能。
また、拳術と同じくモード調整で攻撃型やトリック型など傾向を変更できます。
技によっては武器に設定されたEPをコストとして使用します。
EPは宿屋で回復出来ますが、現実と同じように改造すると正規のサポートを受けられなく
デメリットは生じます。
慣れてから利用するのが良さげですね。ゲーム内でもそんな事言ってました。




クラスの修練・認定
<クラスの修練>
既に同じ名前のクラスを習得している場合、ジュエルを払ってレベルアップが可能。
クラスのレベルによってより強力な技を閃いたり技の効果が上がるようです。
<クラスの認定>
必要なクラスのレベルを満たしていれば、そのクラスに変更することが出来るようになります。
ドラクエの転職みたいなものですね。

閃き
攻撃時、たまにキャラの頭上に電球のアイコンが「ピキーン!」と言う音と共に鳴ります。
新しい技の習得合図です。
この時は、本来えあればBPやEPなどコストの掛かる技でもノーコストで使用可能です!
習得には色々、条件はありますが基本的には強い敵と戦うのがやはりキーだと思います。


連携
同じ敵に対して連続で攻撃判定が確定すると、技の威力や効果が上がったりします。
閃きと同じくサガシリーズで代々受け継がれているシステムとなります。

戦闘でのステータスアップ
本作はキャラレベルの概念がなく代わりに、戦闘時の行動などに応じランダムで
基本ステータスが上がるチャンスが戦闘毎にあります。
こちらも閃きと同じく敵が強い程、上がりやすいです。

PUB
酒場みたいなところで、大抵の街中にあります。
仲間に誘うことの出来るキャラがよくいます。
まずは、各地のPUBを巡り味方を集めるのも一興です!



戦闘について
戦闘では素早さ順に攻撃します。
HPが0になったうえで攻撃を受けるとLPが減り0になるとキャラロストしてしまうため、
それだけは避けたいところ。
LPは宿屋で回復出来ます。
毎ターン技の使用に必要なコストとなるBPが回復します。
これはキャラ毎に回復力や最大値が変わります。
防具の性能に応じて敵の攻撃を回避したり防御が自動で発生します。
その他、前述した閃きや連携以外にも無足や加撃に恩寵など様々なシステムがまだまだあります。
戦闘を有利に立ち回るためには大変ですが、これらの理解が必要となってきます!
戦闘では、クラスの育成に必要なジュエルやお金の他、装備もドロップすることがあります。




フォーメーションと陣形
キャラを前衛・中衛・後衛のどこに配置するかで、戦闘時のステータスに
影響が出たり、狙われやすさが変わります。
また、陣と言って特定の配置で連携を成功させると発動する強力な攻撃の発生条件にも影響。

薬局
様々な薬草を使って、通常よりも強力な回復や補助アイテムが調合できます。
利用すればするほど調合レベルが上がり、作成できるものが増えていきます。

