2013年に発売されたセインツロウIVから9年の時を経て今回発売されるのがセインツロウ。
本来5が付くところナンバリングが付いていないことから原点回帰を目指したのかなと思われる。
今作が初プレイのためストーリーの繋がりが前作からあるのかは不明。
ジャンルはオープンワールドで、メジャー所で例えるとグランドセフトオートが一番近い作風かと思う。
プレイヤーはギャングのボスとなり、成り上がっていく様が描かれていくストーリーとなっている模様。
ユニークな装備やファッションが多く、キャラクリエイトもバラエティに富んでおり、都市内で出来ることも自由度が高くぶっ飛んでいるため、犯罪上等な内容ながらもお笑い要素も多めかと思われる。
【GOOD】
・自由度の高いキャラクリエイト
・豊富なカスタマイズ要素
・良く作り込まれたオープンワールド
・アクション性の良さ
・自由度の高さ
・育成要素
・多彩なビークルやファッションの存在
・協力プレイあり(最大2人)
・自由に設定出来るキーコンフィング
・UIがお洒落、洋ゲーにしては使いやすい
【BAD】
・基本建物の中は入れない(ショップや拠点くらい)
・キャラクリエイトの癖が強い
・写真撮影で自撮り出来ない
・会話の内容が分かりづらい
ここからは各パートの詳細
【ストーリー】
序盤から主人公サイドの4人がチームを組んで活動しており、どういう経緯でそういうことになったのか?とか背景が語られないまま物語が進み、マーシャルやアイドルズ(勢力の名前)など専門用語が説明もなく出てくるため話が理解しにくいところはある。
これからそのあたり徐々に語られていくのかもはしれないが、わりとプレイヤーは置いてけぼりになる。(新規だけ?)
ストーリー中の仲間同士の会話も如何にもアメリカンというかポカーンな身内話が唐突に入ったりするため尚更。
でも洋画さながら緩くふざけた感じのノリはっぽくて好き。
冒頭で述べた通り、他にもマーシャルやアイドルズなど第三勢力が存在し、そういったライバル達と縄張り争いをしながら「成り上がり」をテーマとしたストーリーが描かれていく。らしい。
【オープンワールド】
ムービーはそこまでグラフィックは良くないけどもマップは十分綺麗。ラスベガスのような荒野に都市が密集したようなマップが舞台。
綺麗だったりお洒落なロケーションが多く、観光気分で歩いてるだけでも楽しい。
マップの広さは、サイバーパンクやウォッチドッグスレギオンくらい?
ファークライ6のように広すぎる事もなく狭くもない、個人的には丁度良い広さ。
NPCがそこら中で生活しており、それなりに生活感を感じられる。
建物の中は基本入れないのが残念。拠点やショップくらいと思った方が良さげ。
車やバイクの交通量は結構多い。
警察官やギャングの近くで悪さをすると襲われる。
住民は殴りコロす事も出来るし(たまにお金落とす)、乗り物を強奪したり色々悪さが出来るのが良いところ。
細かいところだと、高級車はたまに警報装置が付いており、盗むと鳴り出したり、住民が運転している最中に引きづり下ろして乗っ取れたり出来る。
やり過ぎると危険度レベルみたいなのが上がっていき、警察に追われる事になる。
探索要素はあまりないかと思われる。
そもそもインベントリという項目が存在しない。そのため素材集めの概念はまずない。たまにピカピカ光るオブジェクトがあって漁れるがお金が手に入るくらい。
武器やファッションなども手に入る機会があるかは不明。
ファストトラベルはないがミッションの目的地ガイドを表示させることは出来るので、基本迷う事もなければミッションも十分達成しやすそう。
【キャラクリエイト】
それなりに細かく設定値も多彩なので(特に顔)自由度の高いメイキングが可能。ただし、パーツの癖が強く美男美女も頑張れば作れはするのだが結構、骨が折れる。
身長は弄れないがチ◯長は弄れる。
もちろんバストも。性別関係なくアソコやバストの調整が可能。
作成したデザインは保存が可能。
ちなみにいつでもキャラクリエイトが出来るため、すぐにゲームをプレイしたい方は、最初のクリエイトで本気を出す必要はない。
名前はボスで決まっているため、自由に決めることは出来ない。
【規制】
日本版はおそらく色々規制されているのだろうが、出血の描写はかなり控えめで欠損はなし。
また上半身は裸が無理でシャツ1枚は必須。
そのため、背中とかにタトゥーを入れられるが見えないのでシステムが機能していない。
下も裸は無理。なお、海外版では全裸に出来る模様。でアソコにはモザイク処理が施されるような見た目になる。
【カメラ】
スマホアプリのカメラで景色を撮影出来る。いわばフォトモードでHUDをオフに出来き景色のみの撮影が可能。
ただインカメラモードがなく自撮りが出来ないので、やや味気ない。
このゲーム、プレイヤーのエモーションもたくさんあるっぽいので尚更残念。
【育成要素】
メインやサブ、ゲーム内実績の達成で経験値が溜まる。レベルがあがるとq、その時のレベルに応じアクティブスキルやパッシブスキルが手に入る。ただスキルツリーはなく1本道で他のオープンワールドのパークのような自由度の高さはない。
つまりスキルの取得順序が決まっている。
アクティブスキルは最大4つまでショートカットキーにセットでき、戦闘中の技扱いとして発動が可能。
ゲーム内実績を解除していくとパークが取得でき、こちらはパッシブスキル限定でプレイヤーにセットしてよりアクション性を高める効果がある。
例えばしゃがみ移動の速度が上がったりなど。
お金を使うことで徐々に装備枠を増やすことが出来る。
パークも取得順序は決まっているようなので、こちらも少々味気ない所はある。
【武器】
銃と近接系がある。
近接系はスタンガンに釘バットやマチェットなど様々。
武器は最大4つのステータスが存在するが武器種毎に細かく違ったりする。
MODは存在しないので初期ステータスを自由に弄ることは出来ないようだが、武器毎に決められた実績を解除することでパッシブアビリティを引き出す事が出来る。
例えば属性弾が撃てるようになったりとユニークなものも確認。
今のところアビリティは1つしか確認出来ず、複数付く武器が存在するのかは不明。
【ファッション】
防具は存在しないが、その代わり多彩なファッションで主人公を自由にコーディネートする事が出来る。
お洒落だったりカッコ良いデザインのものが序盤から多くリアルなので、着せ替えがかなり楽しい。
【アクション】
構える・撃つ
走る、しゃがむ、ジャンプ、キック、回避
テイクダウン
以上が可能。
テイクダウンのバリエーションが多くカッコ良い。
一部の強敵は耐性を持っており、ある程度の体力を減らさないとテイクダウン不可。
壁が近くにあってもカバーアクションは出来ない。もしかしたら今後スキルで覚えるかもはしれないが初期はない。
エイム補正は大分強め。弾が敵に当たりやすい。FPSやTPSが苦手な方でもオススメ出来る。ヘッドショットももちろんあり、その場合は経験値が高め。
乗り物に乗っている最中も発泡は可能だがエイム補正が効かないので難しい。
車やバイクなどの操作性が良い。
小回りが効き癖がないので非常に快適。
車はバックターンやサイドアタック、バイクならウィリーが出来たり、またどちらもドリフトが可能で乗り物の操作が楽し過ぎる。
車搭乗時のドライバー視点切り替えはなし。
車バイクでも様々な種類があり入手可能。
ボートやヘリ、ウィングスーツもある。
フレームレート優先の設定だと60fpsは安定で、キャラの小回り性能が高くぬるぬる機敏に動かせる。
とにかく操作性が非常に良くアクションが楽しい。
スキル発動には時間経過で溜まるコストを消費する。敵のパンツに爆弾を入れて投げ飛ばしたりユニークなものが多い印象。
アダプティックトリガーは未対応。
ハプティックフィードバックは銃を撃った時やその他攻撃時、乗り物に乗っている時などあらゆる場面で振動するため、それなりの臨場感は味わえる。
【スマホアプリ】
徐々にアプリが増え機能が解放されていく。
指名手配犯を倒したり、シノギによってお金を稼いだりギャングらしい活動を通して、メインやサイドミッションを達成していくことになる。
【メインミッション】
少し時間が掛かるため、あらゆる場面でチェックポイントセーブが入る。途中で失敗しても最初からではなく直近のチェックポイントから開始出来るため、ストレスはない。
【キャラクリエイトの共有】
スマホアプリの一つで、他のプレイヤーが作成したアバターのダウンロードや自分のアバターのアップロードが出来るのが凝って面白い。いいね機能なんかもあり。