ストランデッド ディープ

オープンワールド シミュレーション レビュー

ストランデッド ディープ 配信開始! 超絶サバイバルゲーを評価

2022年11月24日(木)
PS4にて「ストランデッド ディープ」がPS STOREにて配信(2,420円)されました!
ジャンルはオープンワールドサバイバルクラフトとなっています。
どストライクなゲーム性だったので遅れながら即買いしてみたので評価していきます。

まず、PCでは元々もっと前に配信されていてSwitchでも既に3月10日に配信されているゲームです。
つまり今さら回ってきたお古って事ですね・・・!
まぁインディーゲーではあるあるですよね。


【どんなゲーム?】

冒頭で主人公は飛行機での移動中、墜落事故に遭い無人島に墜落します。
この世界は無数の小島が海で隔てられる感じで構成されています。
各島を渡り歩きながら資源を集め、空腹や喉の渇きを凌いだり、
道具や家などのアイテムをクラフトして最終的に脱出する!
・・・っと言ったまさに極限サバイバルな内容となっています。


【良い点】

  • リアルなサバイバル体験が出来る
  • 泳いだり料理をする事で上がっていく5つのパラメーター(成長要素)
  • 様々な建築パーツがある
  • クラフトが楽しい
  • 風景が綺麗(水中も)でBGM含め落ち着く世界観
  • 死にゲーだけどゲーム内の知識を蓄えるごとに生存日数が
    増えていき、プレイヤー視点での成長感を味わえる
  • オンラインで協力プレイが出来る
  • 自由に島を作成出来る
  • デバイス型の腕時計で各ステータスを確認出来るUIがお洒落
  • 時間の経過で変わる景色や天候(朝→昼→夕→夜、雨や雷雨などもあり)

【悪い点】

  • 難易度が高い
  • クラフトに必要な資源が有限で自由に物作りしづらい
  • どの島も小さすぎて1箇所でゆったりとサバイバル生活が出来ない
  • 序盤で骨折などした場合の回避策がなく実質詰む
  • クラフトアイテムの説明がなく使用用途が不明なので自力で使い方を覚える必要あり
  • ゲーム内でチュートリアルが閲覧出来ない(ロード中のTIPSでしか見れない)
  • 救命ボートでの操作性が絶望的で移動スピードが遅い
  • インベントリ枠が8つ程と少ない
  • アイテムがかさばる

【まとめ】

ん〜難しい!死にゲー・・・
この二言に尽きます!
空腹や渇きで死んだり、毒で死んだり、サメや大きなカニに襲われて死にます。
テントでセーブをしていなければ、問答無用で最初からサバイバルをやり直しになります。



何故、難しいかと言うとやはりクラフトに必要な資源が有限である事ですね。
一部の資源を除き基本的にリポップしません。
石や木の棒、葉っぱがクラフトの基礎素材になっていて多用するのですが、
特に葉っぱが少量しか取れません。
葉っぱが採れるユッカの木は一応、日数が経てば復活したり、畑で栽培出来ますが
序盤での安定供給は難しいですね。

また、1つ1つの島が秒で1周出来る程小さいので、
すぐ資源が枯渇するのです。
そう言う訳で資源を集めながら淡々と他の島を渡り歩くのが
基本的なスタイルになるかと思います。

そう言う点では、せっかく建築パーツとか豊富なのに
1箇所に留まるのが難しいことから、あまり建物を作る意味も
なさそう
な気がします。

また、ボートの操作性やスピードが遅いので島を移動するのが結構憂鬱です
一応イカダを作れば快適になるようですが、素材見る限り序盤では難しそうですし・・・

そんなこんなで、序盤は空腹と渇きを満たすだけで精一杯で、
資源集めやクラフトで苦戦しすぎるとジリ貧になって死にます。

一方、資源がどこで採れるか?使い道を覚えたり、
序盤の飲料となるココナッツは飲んだ後壊すことで食料になったり〜など
サバイバルに関する知識を蓄えていく事で、徐々に生存日数が更新されていき
レイヤーが強くなっている感覚を味わえるのは嬉しくなります。

でもやっぱり個人的にはもっと広い島でゆっくり腰を据えてのサバイバルがしたかったので、
本作の渡り鳥スタイルのゲーム性はイマイチ好きにはなれないです。
資源が有限って言うのもクラフトゲーとしては相性が悪いですね。
とは言え、現実はそうですしリアルな設定ではあるのですけども・・・
そう言った意味ではリアルなサバイバル体験が出来るのも事実であり評価出来るところでもあります。

泳いでいるとフィジカルがアップしたり、木を伐採しているとファーミングスキルがアップしたりします。
何かしらの行動を取る事で、5つのパラメーターが伸びていき徐々にサバイバル生活が
楽になっていく
みたいです。ゲーム内の説明がないので何に影響するのか分からないため
調べないといけないですが・・・

クラフトに関してはレシピの入手といった要素は存在せず、より多くのものを作る事で
クラフトレベルが上昇し、作れるものが増えていく仕様です。

【悪い点】でアイテムがかさばるって書いてあるのはですね、
例えば、石とか他のゲームだとアイテム枠は1つで済むのですが、
このゲームでは石を4つくらい拾うと上限に達し次に拾うと2枠目が必要となります。
持てる個数を正確には覚えていませんが、つまり石を8個持っていたら通常は
1枠で済むであろうインベントリ枠を2枠必要とする事になります。
分かりづらいですが、ボートに備え付けのアイテム保管庫があっていくつか収納は出来ます
木とか大きなものは収納出来ませんが・・・

タイトルメニューでは島作成を出来ます。
島の広さの調整や採れる資源の個数調整や出現する動物や難波船など、色々調整出来ます。
それでも基本的に資源の個数上限は低めで、ちょっと楽になるくらいじゃないかな?
と言った印象。
全ての島で全ての資源がマックス値で採れるようにしておけば、少しは楽しめそうな気もします。
あと難易度があって「易しい」もあります

オンラインでは、フレンドを招待してのプレイが可能ですので
友達と一緒に遊べます!

個人的には似たようなゲームですと、
サバイバル要素はないですが、オープンワールド+クラフト(建築含む)という事で
【Medieval Dynasty】の方が楽しめました
気になる方は合わせてご覧ください。

夕日の景色が抜群!サバイバルしていることに忘れる美しさ
こちらは雷雨の天候、遠くにうっすら難破船っぽいのが見える!?


【プレイ動画】

【サバイバル日誌】

ゲームを開始するとまず、キャラを男・女で選択出来ます。
それから、難易度を選択してスタート!


早々に墜落シーンが始まり無人島に墜落します!!

救命ボートで近くの小島になんとか漂着


一応、序盤はちゃんとチュートリアルがあります!
まずは指示通り、石と木の棒を集め石ナイフを作成することに。

腕時計で確認出来るステータス、こういうの好き


分かりづらく最初結構迷ったのですが、
「葉っぱ」はユッカの木から採れます。
葉っぱは中間素材の「縄」を作成出来るのに必須!
石ナイフの作成でも木の棒と石器を結びつけるのに必要となる訳ですね。

石1個で作成出来る石器は一応、木の伐採に使えます
木を伐採しているとハーベストスキルなるものが成長!
全部で5つある成長するパラーメータ、L1R1タブの切り替えで確認が可能
プレイヤーの健康具合も確認可能、「健康」確認。至って良好!


あとは、ちょっとしたプレイ実績も確認出来ます。
この世界には難破船が沈んでいたりします。水面に泡がぶくぶくしていたら、その下に
ある可能性があり、難破船からは色々と貴重な素材が取れるようです。


なんとか石ナイフを作成!
ちなみにボートを漕ぐためのパドルを持っていますが、ボートに装着出来るので
戻しておくべきだったですね。
このゲーム、ただでさえインベントリ枠は少ないので枠が勿体無い・・・
故に採れるものは色々あるんですが、その時に必要なもの以外はあまり無闇に
拾わない方が良いかも!?


サバイバルの必需品、石ナイフが作成できたところでお次は
食糧の調達です!
このゲームでは序盤はカニの肉が主食になるようです。
ちなみに基本的には逃げるカニですが攻撃してくる時もあります。
舐めすぎないよう注意!

倒したらボタン長押しで肉が取れます


カニの肉は初期は生肉なので、そのまま食べると食中毒になる可能性が・・・
そのため、キャンプファイアーを作成して焼いて食べろとご指示が来ます。
しかし、肉がいつ焼けたか見た目で分からずイマイチどのタイミングで
キャンプファイアーから取り出せば良いのか分からないのが不便。


お腹が膨れたら次はやはり水ですよね!
現実的には、喉の渇きの方が強いらしいので人間は水→食事の順に欲しがるようですが。
ちなみにTIPSでようやく気づけますが、ココナッツは飲み干した後、
地面に捨てて壊す事で食糧にもなります。そのためかなり重宝しますよ。
ただ連続で食べすぎるとお腹を壊すみたいなので、
一度にあまり食べすぎない方が良いです。

多分、多くの方が陥る初見殺し、木の上に登りすぎると勝手に落下して骨折します・・・!


骨折すると走れなくなり、通常の歩きスピードも落ちます・・・
序盤で骨折になると治すのに、多分大分時間が掛かります。
まともにゲーム出来たものではないので実質詰み。
この時点で骨折したら、正直始め方やり直した方が良い気がします。
ただ、ボートに包帯があったのでもしかしたらそれで治せるのかな?
曖昧で申し訳ないです・・・

ステータスを見ると見事「骨折」の表記が・・・


サバイバルで食糧・水が確保出来たら、最後は寝床ですよね!
次はテントを作れと言ってきます。
テントを作成するとテントでのみセーブが可能になります。
また、夜の場合のみ「寝る」が可能で翌日の早朝まで時間が進みます。


テントを作成するとチュートリアル完了です。
ここから何をするかはプレイヤー次第!
初期のこの島にもうまともな資源は残っていないし、
出来ることもないので、さっさとボートで次の島に行った方が良いです。
一応、どの島にも最低限落ちているものもあって、初期の島にも
布が落ちているので、布くらいは拾っておいた方が良さげ。
あとは食糧兼飲料となるココナッツを集めておくくらいはしておいた方が良いかもですね。
まぁ資源が有限なので、ボートの保管庫も利用しつつ有用なものは出来るだけ
確保してから進んだ方が良いかもしれませんね!

【島作成】

島のサイズや資源の量を調整出来ます。
難しいと感じたら、島作成で出来るだけ有利な設定の島を作成してみるのも良いかもですね。
ただ、それでも例えば「布」はどの島でも必ず最大で2枚までしか手に入らなかったり
上限があります。

【クラフト】

このゲームはクラフトゲーでもあるので、
どれくらい作れるアイテムが多いかも気になるところですが、
それなりにあります。
特に建築パーツとか屋根やら階段にドアなど多いです。
これらのアイテムはクラフトをたくさんする事でクラフトレベルが上昇し、
作成できる物が増えていく仕様になっています。

天気が悪く画像が薄暗くてすみません。



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