今回はまた『ワンピースオデッセイ』の評価をしていきます。
難易度やストーリー展開などについて、体験版では把握しきれない部分もあったため
改めてといった感じです。
現在は体験版から含め、10数時間程のプレイ時間。
体験版後に訪れる最初の世界「アラバスタ編」をクリアした段階での評価になります。
ちなみにアラバスタ編のボリュームは8時間くらいでした。
体験版時点での評価も記事にしていますので、もっと詳細を知りたい場合は
併せてご覧ください。
ストーリーについて
原作では最低でも5冊程はアラバスタ編だけで描かれていたと思います。
そんな大ボリュームの部分をゲームの全体的なストーリーの一部としてどう落とし込んでくるか
気にはなっていました。
結果としては、なんだかんだ上手くまとめれていたように思います。
オデッセイではアラバスタやウォーターセブンなど、ルフィ達の記憶を基に作られた世界を旅していきます。
物語の主要人物である「リム」曰く、記憶は曖昧であるため記憶世界も必ず同じ展開になるとは限らないようです。
つまりオデッセイで描写される過去の世界はパラレルワールドと言うことになります。
ただし、大きく展開は変わらないとの事。あくまでも大きな出来事は史実通り。
アラバスタ編では決戦間近の部分から始まります。
なので、あまり描写する部分も少なくダイジェスト感はあまり感じなかったですね。
ただ、その分登場する人物はかなり少ないです。
クロコダイルとビビは必須なので勿論登場しますが、その他エージェントなど含め
原作で活躍したメンバーはほぼほぼ登場せず数えれる程度の人物しか登場しません。
そう言う意味では物足りない部分は否めません。
ただ、それでも原作通りの展開も所々見受けられ、興奮したり感動できる部分もありました。
それから港町「ナノハナ」にカジノ「レインディナーズ」など、全体的に
世界観の演出は良くできていました。
ナノハナの砂漠っぽいBGMや人々の活気、カジノのゴージャス感(特に床ピカピカ)などなど。
特にNPCがかなり多く、話しかけられる対象も多いです。
色々なNPCと会話する事で、その世界の情勢を改めて実感出来、感傷に浸りながらプレイしていました。
NPCのモデルもかなり多いです、見た目が異なるNPCが多いのでモブと言えないレベルかも。
そんなわけで、町・ダンジョンからNPCまでかなり丁寧に作り込んでいるな〜と感じました。


フィールド探索について/キャラの切り替えが面倒
アラバスタ編は砂漠が舞台なので、広いフィールドもいくつかあります。
全体的にどのマップも複雑さはなくギミックも少なかったので、探索は難しくありません。
ダンジョンなどのマップ構成は丁度良い感じかなと。
体験版と違って自由にマップ内を探索出来るようになったのも良いですね。
ストーリー上の制限で通行出来ない所は仕方ないとして、マップとして見えている部分は
止められることなく移動できます。
街では、建物の中に入れる部分もありました。
と言っても酒場とショップくらいではありますが雰囲気があって良かったです。
建物の出入りはシームレスなのも良い。
ただ、キャラを切り替えてフィールドスキルを発動させるのが面倒になってきました。
まず、キャラの切り替えをするだけで画面が暗転し若干の間が発生します。
たまに使用するくらいならいいですが、結構切り替える頻度が高いので気になってしまいます。
・ルフィ
見聞色で経験値の高い敵を探したい。
フィールドギミックを使用する場面が多い。
腕が伸びるので素材採取ポイントの上まで行く必要がなく
基本的に素材回収要員として一番楽。
・ウソップ
アラバスタ編ではウソップでないと取れない採取ポイントが多い。
・ナミ
お金を発見してくれる。
(この金額が結構大きく出来るだけ回収したい。)
上記、3人は特に使用頻度が高かったです。
本当に切り替えが面倒でした。
その他、チョッパーもちょくちょく必要になります。
メンバーが多いうえ、それぞれにフィールドスキルが持たせた結果の障害ってところですね。
ナミはそこまで発見出来る頻度が少ないので外しても良いかもはしれませんが・・・
一応、先頭がナミでなくても隠れたお金の近くに行くとナミが喋って教えてくれるのですが、
結構近寄る必要があるので、
結局ナミを先頭にして探した方が楽です。

難易度について
どちらかと言うと、普通より簡単な部類です。
今のところオート任せで全部倒せています。ボスのクロコダイルすらも!
タイプ相性による与ダメージ被ダメージの補正はそれなりにあるので、
たしかにタイプゲーではありますが、それを考慮しなくても良いくらいには緩いです。
スクランブルエリアバトルとしてエリアの概念もありますが、
エリアだとかタイプとか考えながら、いちいちキャラチェンジしたりスキルを選択するより
オート任せの方が楽いし早い。
とりあえず、パーティのタイプをバラけさせておくのは大事。
また、ナミの「サンダーボルト・テンポ」が全体攻撃で麻痺付きなので強い・・・
ナミは攻撃力が低めで「サンダーボルト・テンポ」も攻撃力は低めなのですが、
わりとダメージが通るんですよねコレが。
他は、エリア攻撃が出来て攻撃力の高い単体技が使えるキャラも使用すると楽。
ルフィとゾロがそれに当てはまります。しかもタイプがパワーとテクニックで分かれるので、
キャラチェンジしなくても、あらゆる敵に対応しやすい。
アクセサリーは攻撃を上げるもの一択ですね。
パワービルドが一番楽です。
ただ、クロコダイルもオートで倒しはしましたが危ないなと思う場面もなくはありませんでした。
サンジの料理で全体回復出来る料理が作れるのですが、それが結構強めの敵に役に立ちました。
チョッパーはまだ単体回復しかしない回復が間に合わない時もありますからね。
オートではキャラが勝手にアイテム(回復系にみ)を使ってくれるので、チョッパーがいなくても
回復はどうにかなります。
レベル上げに関してはルフィの見聞色で経験値が高い敵だけ必ず戦うようにして、
それ以外は逃げていました。
また、たまに発生するドラマティックシーン。
これの達成した際の経験値補正が大きいので、発生したら手動にして確実に達成。
以上を守っていればあまり戦闘しなくても十分なレベルです。
ただ、図鑑埋めや素材集めなどしたい場合は、ガンガン敵と戦う必要はあります。
アラバスタで一番強かったのはMr.3!
行動が早いうえに攻撃力もそこそこ高いので、こいつは危険。
次点でクロコダイル。
それ以外は余裕でした。
ひたすらオートで眺めるだけなので虚無ゲーに感じる方も少なくないと思います。
雑魚戦は良いとしてせめて賞金首とか中ボスとかは歯ごたえある難易度にして欲しかった。
荒くれ名がついた奴もそこらの雑魚と変わらないレベル。
スキル効果の豊富さや演出自体はとても評価出来ますが・・・
最初はそれなりに楽しく感じますが、とにかく戦闘にはあまり期待しない方が良いです。
ファストトラベルが楽
アラバスタ編の途中から解禁されます。
図鑑のコンプリートや賞金首ハント、素材採取なんかで色々なマップに
行きたくなるのでこれは嬉しいです。
ファストラベルはメニューからいつでも使用可能なのも便利!
ただ、探索中にファストトラベルするための看板を触って解放する必要があります。
体験版でも所々に看板が立っていたかと思います。ソレです、ファストトラベルのためのものだったんですね。


賞金首ハント
何かしら原作のある人物に関わるキャラが多いです。
例えば赫足のゼフを超えたとか言う神速のファスティ、
猛獣使いモージに憧れた海賊などなど。
なので、賞金首との会話でサンジやルフィとかの絡みが入って
わりと楽しいです。
賞金首は酒場などの掲示板から受注が可能。
受注するとマップでどこにいるかマークが付くようになるので発見は楽です。
受注時に関連キャラのショート会話が入るのが楽しいです。



宴
マップの至るところに休憩ポイントとして存在します。
なので、経験値ボーナスを維持しやすいのが良いですね。
また、場面に合わせてキャラのセリフも変わるので楽しいです。
1キャラあたりのテキスト量は少ないですが。
場面によっては、その時にキャラが一時的に加わる場合もあります。ビビとか。



メモリーリンク
キズナアーツを覚えるためのサブストーリーです。
稀にフィールドにメモリアというオブジェクトが存在し、
そこから開始できます。
そこまで時間は掛かりません。
また、キズナアーツの使用に必要なメンバーだけで挑むことになります。
軽めのストーリに探索とボス戦が待っているって感じですね。
キズナアーツの発動は対象のメンバーが全てメインに参加していて、
行動ごとに溜まるキズナレベルを消費して使用。
キズナアーツごとに消費レベルが存在します。
キズナアーツの演出は中々良いです!





ロビンのミステリークラフト
アクセサリーを合成するシステムです、アラバスタ編クリア直後にようやく解放!
アクセサリーによっては空きスロットが存在します。
空きのあるアクセサリーをベースにする事で、サブに指定したアクセサリーの一番上の
効果を継承させる事が可能。
これによって、アクセサリーを自分好みの効果に書き換えられます。
また、いらない効果は削除することも可能なので、空きスロットがあれば積極的に
合成した方が良いですね。
アクセサリーも手に入る機会が多いですし、専用ショップもあります。
レア度もあって青いパネルのアクセサリーはレアとの事。
合成時には大成功判定があります。
大成功時はなんと引き継ぐパラメーターが2倍!
最強のアクセ作りをするとなるとリセット&ロードをしまくる必要が・・・
試行回数が少ないのでなんとも言えませんが10数回ほど合成しましたが大成功は1度もまだ
見たことがないので、確率は低めかも?


図鑑(コンプリート要素)
図鑑が解放されると記録キューブから登場人物や敵の情報が閲覧できるように。
人物紹介やモデルを回転させたりして眺めることが可能。
記録キューブは1度しか戦えない敵は必ずドロップしますが、
そうでない敵は何回も戦って集める必要があるので根気が必要!



グランドログ
メインメニューにある冒険目標を達成すると解放される要素。
報酬がグランドログと書かれた目標が該当。
冒険目標からしか閲覧できないようです。
グランドログは史実のストーリーをダイジェストで閲覧することが出来ます。
白紙から徐々に線でキャラや背景などが描かれていく演出がお洒落!




ギャラリー集









