アクション(RPG) レビュー

ヴァルキリー エリュシオン体験版【PS5】#レビュー

製品版でのレビューも記載しておりますので、
よろしければ併せてご参考までに。

【良い点】

  • ヒット数が簡単に稼げて爽快
  • エインフェリアを召喚しながらの戦闘が楽しい
  • モーションの作り込みやエフェクトが良い
  • 属性を自由に付与して戦える
  • アクションが無双方式なので簡単
  • アクションが豊富なところ
  • ソウルチェインで敵への接近が楽
  • 武器集めや主人公の強化が楽しい
  • 60fps安定
  • ロードが早い

【悪い点】

  • オブジェクトの破壊が面倒なことも
  • 敵を倒した後の浮遊魂のロックオンが難しい
  • 操作時とマップ閲覧操作時のカメラが一致しない
  • 魔晶石の最大所持上限数が少ない(すぐ満タンになる)
  • 弱点突いた時の文字表示が地味
  • ドロップアイテムの吸い込みがやや弱い
(補足)

武器やキャラの育成に魔晶石と言う資源が必要だが、敵だけじゃなく
マップに散在する破壊可能なオブジェクトからも入手出来る。
割とこの比重が高いため、出来ればオブジェクトも小まめに破壊して
いきたいが、結構数が多いため面倒に感じてしまう場面も。
さらにソウルシリーズのように回避ではダメで攻撃でしか破壊できない。

敵を倒すと稀に魂状態になって他の敵に憑依しにいくのだが、
憑依されるとその敵が強くなる。
そのため優先して破壊したいが、敵が多いとロックオンが難しい。
1発でロックオン出来る機能が欲しい。

カメラ操作のノーマル・リバース設定は出来るがアクション時と
マップ閲覧時の操作が逆。
例えば、設定をノーマルにすると、アクション時は確かにノーマル
操作だが、マップを確認している時はリバース操作になっているので、
やや不便。共通にするか別々に設定出来るようにして欲しい。

魔晶石がすぐ満タンになるため、取得したいスキル用に取っておきたくても
渋々使わざるを得なくなる。
魔晶石にはランクごとに種類がいくつか種類がある。
スキルAを覚えるのに魔晶石AとBが必要とする。
スキルBのために魔晶石Bを温存しておきたくても
魔晶石Aが満タンのため、仕方なくスキルAを覚えさす。
そうすると、魔晶石Bも減ってスキルBまでの取得までの道が
遠のくといったかたち。
ただ、ゲーム開始時に体験版ではいくつかアイテムの上限数を
制限している旨の事を表示していたため、製品版では改善されている
可能性あり。

弱点を突いた時に「Wepon Week」と表示が出るのだが、文字が小さいうえ
白いので全体的に地味で視認しづらい。
とりあえず白文字が出たら「あー、弱点突けてるなぁ」と思えば良いだけ
ではあるのだが・・・

ドロップアイテムの吸い込みについて
吸い込み距離がやや短い。オブジェクト破壊や敵を倒して魔晶石などを
落としても素早く動き回っていると、わりと取りこぼしがち。
そのためわざわざ、気を使ってしっかり吸い込みを待つ必要があるため
やや攻略テンポが悪くなる。

【まとめ】

アクションが無双ベースなので□と△の組み合わせで簡単に
様々な技が繰り出せる。
また、スキルの取得によってジャストガードやジャスト回避、
カウンターから特殊攻撃などデビルメイクライなどのように
徐々にコマンド技が増えていくのが楽しい。
アクションも技ごとにモーションが良くできており、
カッコ良い。

ガードや回避など全体的な操作感・レスポンスも良くフレームレートが
安定しているため、キャラをぬるぬる動かす事が出来て快適。

エインフェリア(召喚獣の人版)ごとに属性やフィールドアクションを
持っており、戦闘時に召喚出来る他、そのエインフェリアの属性力を借りて
攻撃に同じ属性を纏わせたり、フィールド探索時のマップギミック解除に使ったりと
楽しめる。

召喚にはソウルゲージが必要となるが、わりとすぐ溜まるので
積極的に使っていけるのも良いところ。
召喚コマンドはR1と各ボタンの組み合わせ(ショートカット)でお手軽。

その他、ディバインアーツと言う魔法系もショートカット(最大4つ)に
セットし自由に駆使出来る。

敵には、属性ゲージがあり弱点属性で攻撃するとブレイクしダウンが取れるので
前述のとおり、属性切り替えやディバインアーツを意識しながら戦っていくのが、
戦闘を退屈にさせず切り替えも一瞬なので良い。

また、大型の敵では部位の存在があり、部位ごとに弱点属性が異なったり
破壊する事で弱体化することが出来るため、部位破壊を意識する事で
優位に立ち回る事が出来る。

ジャストガード・回避・カウンターなどがあり状況によっては成功時、
敵がスローになるため狙って出来るようになると楽しい。
※スキル取得が必要
赤く光る攻撃などはガードが出来ず回避でしか防げないため
そういった見極めが必要など操作は簡単であるもののアクション性が高い

チャプターごとに1つの広めのマップが存在する模様。
そのマップを攻略していく感じ。
チャプター1の攻略時間は隅々まで探索して1時間ほど。
時間が掛かるため随時セーブポイントがある。
また、所々に欠魂花と呼ばれるオブジェクトがある。
これは、その世界(マップ)に生きている人達の記憶の残滓。
アクセスする事で人々の思いが読み取れる。
これは従来のヴァルキリープロファイルでも似たような
ものがあり、シリーズならではの要素を上手く溶け込ましたな、
と言う印象。
なお、マップでどこにどれだけ存在するか確認出来るので回収難易度は
緩め。全部集めると恐らく何かしらの特典があると予想。

マップの構造はチャプター1では特に複雑さはなく程よい感じだった。
しっかり見渡さないと発見できないようなルートなどもあり、
探索のしがいがあると感じた。
それから、特定のポイントを調べる事でサブクエストも解放される。
1マップにつきサブクエストが色々存在する模様。

育成まわりでは、
キャラレベルはないが武器ごとの育成と、キャラの自身のスキルツリーがある。
スキルツリーは好みの立ち回り方によって取得優先度が変わるので
自由度があって良い意味で悩ましい。

オーディンの声はまさかのFFオリジンのジャックで少し笑えた。
でもFFオリジンをプレイしていたせいか妙に馴染む。

グラフィックに関しては、綺麗な方ではあるがスクエニにしてはそこまで
綺麗でもない。FFオリジンより若干良いくらいかなと言う印象。

神界ヴァルハラから下界に降りてエインフェリア(人の英雄)を
スカウトして集める過程は、シリーズならではの要素である。

RPGからアクションになったものの、ヴァルキリープロファイルらしさは
十分に感じる事が出来た
ので、懸念は払拭された。
アクションとしても出来は良く、アクション初心者から上級者まで
楽しめるバランスになっている。
難易度も優しいモードがあるため、無双ベースなこともあって、
アクションがそこまで得意ではない方でもオススメ

よく見ると毛穴や肌の赤みなど描写がリアル
皮の質感がリアル!金属の質感も中々


システム詳細


探索

いくつかのエリアに区切られた広めのマップが1チャプターにつき
1つ存在する模様。チャプター1では1時間くらい掛かるボリューム感。
エインフェリアを使って足場を作ったり壁を壊したり、ソウルチェインを使わないと
行けない場所などがある。宝箱も様々なところに隠されており、
探索するのが面白い。
アイテム回収のほか、サブクエストの解放や前述した欠魂花の回収など
やり込み要素が散らばっている。
マップ攻略時には時間や使用したアイテム数などいくつかの要素でランク判定が
あるためやり込み要素の一つとなっている。

こちらはサブクエストを解放する場面
欠魂花に触れ人々の記憶を垣間見る
マップ内のいくつかに分けられたエリアの1枚
通常の宝箱より明らかに豪華!中身は?
こちらはマップ攻略時に出現した宝箱
最高スコアを狙おう!

戦闘

□と△を組み合わせる事で多彩な技が簡単に出せる。
通常回避・ガードのほかジャスト回避・ガードもあるしカウンター系もある。
打ち上げコンボなどの概念もある。
ソウルチェインと言うアクションでかなり遠く離れた敵にも一瞬で
近づけてコレがまた便利すぎる。
アクションは上記の他にもスキル取得で色々増えていく

エインフェリアが仲間になるとショートカットにセットして召喚し、
共に戦ってくれる。また、そのエインフェリアの属性を攻撃に帯させる事が
でき、上手くチェンジしなが敵に対して優位に立ち回るのが基本。

敵には弱点属性の他、弱点武器属性もある。
敵に弱点属性を与え続けるとブレイクし、ブレイク中に弱点属性の
ディバインアーツ(いわゆる魔法)を当てる事でさらに大ダウンを狙う事
が出来る。ディバインアーツの使用はアーツゲージを消費する。
敵に攻撃を当てたりアイテムで回復し、わりとすぐ溜まるため
ガンガン使っていける。

敵を倒すとたまに抜けた魂が他の敵に憑依しようとするが、
阻止できなければ憑依さえた敵が強化状態になると言った要素がある。

大型の敵は部位の概念を持っており、部位破壊をする事で
ダウンを狙ったり剣や盾を破壊し弱体化出来る。
中には小型にも部位を持っているものがおり、盾を持っている敵に対しては
盾を破壊したり出来る。


育成要素

・武器
武器ごとに資源を使ってランクを上げる事が出来る。
ランクが上がると威力が上がったり、武器固有のアクションが
解放されたりする。

「ルーン効果」と言う要素も確認出来る
武器ごとに様々な特徴を持つ



・キャラスキル
攻撃/ 防御/ 回避の3系統でスキルツリーが存在する。
ステータスを上げるものから、パッシブスキルとアクションスキルが
取得出来る。
パッシブスキルごとにCPが設定されており、最大CPを超えない範囲で
セット
する必要がある。

技を覚えると、操作練習に任意で移行出来る
パッシブスキルのセット画面

公式サイト/ツイッター


通常版


特典付き(特製スリーブ)






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