シミュレーション レビュー 対人オンライン

【ウイニングポスト 10】体験版配信開始!

2023年3月16日(木)より、
『ウイニングポスト 10』の体験版が配信されました!
※製品版は3月30日(木)発売

体験版が遊べるプラットフォームは、
【PS5/PS4, Switch, STEAM】

ウイニングポストシリーズは本格的な競馬育成シミュレーションゲーム。
毎回ナンバリングが出た後に、西暦付きVerが出るのが様式美となっているシリーズです。

今回、最も魅力的なのは次世代機となるPS5版での登場でしょう!
画質やモデリングのクオリティアップによって、
どれだけ没入感・迫力が増したかに注目していきたいですね。

そのほか、特性の追加やウマーソナリティなど、
育成がより楽しくなる要素も追加されていますので、こちらも楽しみ。

競馬自体そんなに詳しくないし、ウイポ歴も浅く配合とかもまだまだ理解しきれていないので、
初心者レベルのプレイヤーですが新しくなったウイポの評価をしていきたいと思います!
※本記事ではPS5版での評価となります

【良い点】

  • レース時のドラマチック視点による演出がカッコイイ
  • 部分的にUIが変わりやや新鮮な気持ちでプレイ出来る
  • ウマーソナリティや特性の大幅追加、史実調教など育成要素が強くなった
  • ゲーム時のホーム画面や厩舎画面で馬が映っている時、たまに鳴くのでリアル
  • 新キャラが多い
  • ロードは全体的に早いので快適

【悪い点】

  • レース時の画質が安定していない

(補足)
前作よりは綺麗になったと言えるかは微妙です。
馬も騎手の服の描写とかも光沢や質感が出ています。
ただ、ジャギーと言いますかモーションブラーが作動しているのか、
細かく注視するとザラザラ(ボヤけた)した部分もあって、
「ハッキリくっきり」って感じの画質ではないです。

【体験版について】

7つの開始年の1年目末までプレイでき、データは製品版へ引き継ぎ出来るとの事。
また、体験版のセーブデータ自体があると製品版で引き継がずに遊ぶ場合も、
1年目にゲームアイテムなど特典を受け取れます。
体験版は遊ぶ予定がなくとも、とりあえずセーブデータは作っておくと良さげですね。

【新要素】

  • 特性の上位が実装
  • 特性が24種から100種以上に大幅増加
  • 特性が4つから8つまで覚えられるように
  • ウマーソナリティの実装(新しい育成要素)
  • 史実競争の実装(新しい育成要素で30種以上存在)
  • 芝質適性が広がる「世界系統」昇格の実装
  • 新配合理論「母系インブリード」
  • 新しい秘書に加え結婚相手等、その他サポートキャラの追加
  • レース観戦時のカメラにドラマチック視点追加
  • 馬のサブパラメータごとに経験値ゲージが追加

【遊べる開始年】

自分の好きな競争馬が活躍する時代を好きに選んで楽しむ事が出来ます。
じっくり満遍なく楽しむなら、最初の1973年からって感じですね。

  • 1973年(新収録)
  • 1984年
  • 1991年
  • 1998年
  • 2005年
  • 2012年
  • 2024年(新収録)

【まとめ】

基本的には、これまでと同じ感じなのですんなり馴染めます。
そんな中、新要素も多いので新鮮な気持ちで遊べます。
特に育成周りは大分変わりましたね。

絆コマンドが撤廃された代わりに、史実調教が追加されています。
絆コマンドみたいに、後に回数が増えるのか分からないですが、
今は月1でしか実行出来ません。
正体は「消費しない(無くならない)絆コマンド」みたいなものでした。

馬のステータス(サブパラ)については、前作までだと経験値ゲージが一元化されていて、
満タンになると、色々なサブパラが同時成長したかと思います。
本作はサブパラごとに経験値ゲージが追加され、史実調教やレースの結果によって
ピンポイントで個別にそれぞれが成長するようになりました。

ウマーソナリティは、「甘えん坊」や「わがまま」などがありますが、
馬に個性(性格)がより際立つようになったので、これまで以上に愛着が湧きますね。
また、単なる性格を表すだけでなく、育成やレースで有利または不利になる効果を持っています。
例えば、甘えん坊だったら遠征以外のレースで精神が安定しますし、
わがままは言うことを聞かないため育成効率が下がります。

ただ、マイナス効果のあるウマーソナリティも克服できますし、上位に進化する場合も。
条件はウマーソナリティのリストから確認できます。
なので、弱点を克服するか進化を狙うか・・・など意識した調教が必要になってきます。
今までは「スピード重視」や「パワー重視」など大まかな育成方針を決めるだけで、
あとは淡々と日数を消化するだけでしたが、ウマーソナリティの実装で
より細かな育成が楽しめるようになったのが嬉しいです。

特性もかなり増えて、保持数も倍になったのでインフレ感はありますね。
特性盛り盛りの強力な馬を育成してみたいです。

あとは馬ごとの個別イベントも発生します。
1頭につき最大5回まで発生するようで選択肢の結果によって成長に影響をもたらします。

レース時の描写につきまして。
【悪い点】でも述べたとおり、
完全にクオリティアップしたとは言い切れず、期待ほどではなかったのが残念。
ただ、前作よりもかなりアップになる場面も増えてそのときは綺麗です。
特に毛艶の光沢感とか筋肉の微妙な動きとか結構リアル。

あと新視点のドラマチックは個人的に気に入っています。
要所要所、馬がアップされたりスロー演出が入るため、全体的にカッコイイ。
砂埃なんかも舞います。

テイオーステップ発動!?



ただ、もしかしたら演出がワンパターン?かもしれません。
決まった場面で同じ描写しかしていない気がします。まだ数回しか観戦してないので
確信は持てませんが。
しかし、それ以外も全体的に観戦時の躍動感・疾走感が増してはいると思います。





やはり、育成周りが全体的に強化されたのが大きく
よりコアな育成が楽しめるのが良いですね。

【レース動画比較】

ウイニングポスト10

ウイニングポスト9 2022

【プレイ日記】

序盤のゲームの流れに沿って、ウマーソナリティなど新要素も併せて紹介していきます。
まずは、エディットモード。
既存の騎手や馬主などは実在するモデルがいるのですが、ゲーム内ではポリシーのためか偽名を使っているんですね。
コアなファンの方はこれらを実名に変更し直すという大変な作業をしておられます。
ちなみに馬の能力エディットも出来たはずですが本作は見当たりませんでした。


ここからゲームスタート!
1991年は好きなメジロマックイーンやウマ娘で登場する名前の面々が沢山いて楽しそう。
製品版では1973年から始めますが、今回はお試しプレイなので1991年スタート。


新秘書のやよいちゃん登場!
フリルのブラウスにリボンがアクセント。
全体的に清楚でお嬢様感を醸しつつもイヤリングでさりげなく大人らしさをアピール。
ん〜可愛すぎる!


またまた、新秘書のゆえちゃん。
ショートカットが映えるアクティブ感のある女の子。
蹄のようなネックレスがお洒落。ブレザーで出来る秘書をアピール。
こちらもやよいちゃんにはない魅力が沢山です。
なんと最初の1年はダブル秘書でプレイヤーをサポートしてくれます!


まずは、難易度や史実の再現にプレイヤー名や騎手の服装などを決めていきます。


勝負服なんですが、恐らくですが見たことない模様があるので
いくつかバリエーションが増えてるっぽいです。
しかも、馬のマスクにも地味に模様入ります!


続いて牧場長の選択。
牧場長ごとに優秀な馬の見極めが得意だったり、種付けが得意でより強い馬を産み出しやすいなど
スキル傾向があって大事!
さらに本作からウマソナ(ウマーソナリティ)用のステータスも追加。


これまで通り、会話中に紫の文字がある場合、用語集で意味が確認出来るので
初心者の方にも助かります。
前までは用語集に画面ジャンプしてたような気がしたんですが、本作では画面が変わることなく
その場で確認出来るようになっているのが地味に便利!


最初の育成馬が貰えます。
クラシックか王道路線の2タイプ。
今回は華のあるクラシックで3冠狙いたいのでクラシック馬を選択!


該当の馬は1頭だけで、ナイスネイチャでした!
いきなりナイスネイチャは嬉しい!
史実の馬で強いのですが、いつもあとちょっとで1位を逃してしまう馬なんですよね〜。
勝てそうで勝てない馬と言いますか。
ウマ娘で学びました。

史実の馬は列伝の閲覧も可能
血統と因子はこんな感じ


初期ウマソナは2つ。
メリットとデメリットそれぞれ持っています。
「使い詰め○」は中々、良いですね。
「詰めが甘い」はちょっと辛い・・・
なんでかって、このゲームは強力なライバルが出馬するレースで勝利した時の方が経験値が大きいのです。
なんですが、そのライバル対決で不利になるウマソナなので懸念しています。
でもよく見ると格下のレース(馬?)の時だけ影響するみたいなのでそこまで大したデメリットではないかも。

ウマーソナリティ(ウマソナ)について

ウマソナは馬の個性を表すステータス。
単なる個性の表現だけでなく、効果も存在します。
また、メリットだけでなくデメリットとなるウマソナも存在しますが、
育成の過程でデメリットウマソナを克服したり、逆にメリットウマソナを
さらに上位のウマソナに進化させる可能性もあります。

それには一定の信頼度も必要で、レースに勝利したり
史実調教で大成功を達成したりする必要があります。


新しい登場キャラに遭遇!
ライダースーツとサングラスを掛けたスポーティーで大人っぽいお姉様。
大きなバイクが大好きでフリーのカメラマンとのこと。


出会ったキャラクターは知人メニューからより詳細が確認出来ます。
結婚相手として攻略できますね〜!
結婚するための条件なんかも一部開示されています。

史実調教について

新しい牧場主や馬主などのサポートキャラクターに初めて会ったり
特定のタイミングで入手出来ます。
前作までの「絆コマンド」とほぼ同じようなもので、
レースや育成を有利にする効果があります。
月に1回使用出来ます。
また、一度覚えてしまえば使用してもコマンドからなくなる事はありません。

調教適性(ウマソナ)に該当していたり、提案者が育成馬の預託者であれば大成功率に補正が掛かります。
大成功時は効果上昇と信頼度が上がります。

一度、使用すると大成功率が下がります。
続けて使うことも出来ますが、大成功率が下がるのは悩みますよね。
連続で使用して集中的に一つのステータスを伸ばすか、
大成功重視で色々な効果の史実調教を回していくべきか・・・


史実調教コマンドの未実施時における確認や、自動使用などの便利設定も可能。


史実調教を使用する際は、より細かな効果を確認出来ます。
ナイスネイチーはウマソナ(わがまま)持ちで預託先が原さんなので、
大成功率に補正が掛かっています。
50%はデカイ!
精神力は色々な環境で本来の性能を発揮しやすいサブパラです。
パワプロで例えると調子安定。

気合い乗りについて

新しい馬のステータスです。
前作までの闘志ステータスの代わりみたいなものかも。
高い程、レースで性能を発揮しやすい。
ただし、低すぎても高すぎてもダメらしくバランスが大事らしい。
赤色が一番良い状態。
基本的に低いときは上昇、高いときは下降傾向にあるらしいです。


貰った馬での初レース。
めちゃくちゃ楽しみ。
イイデセゾントと言うライバルも出走するようなので負けられません!

パドック鑑賞


新視点のドラマチック。
今まではここまでアップされる事はなかったのでど迫力です!

真横からのアップ視点も残念ながら負けました・・・


レースが終了すると状況に応じてサブパラに経験値が入りました。
どうやら作戦内容で伸ばしたいサブパラを調整出来そう。


レースが終わると史実調教も完了しました。
史実調教には時間が掛かるのでしばらく期間が必要。
今回は調子と疲労に変化がありませんでしたが、もしレース前週タイミングで
史実調教が完了し疲労が溜まったりした場合、レースに影響が出てしまいますね。
史実調教を使用する場合は完了期間と、レースの出走スケジュールにも気を配る必要がありそう。

大成功すると経験値が増えて、信頼度もアップ

特性と上位特性について

これまでも、特性はありましたが上位特性は本作が初!
基本的にレースの勝利時に獲得出来ます。
固有特性も初かな?


ここで繁殖牝馬を貰えることに。


リーディング順位が良いし、SP因子を多く持つので良いかなと。
金お守りが必要な馬ですし当たり率は高いはず!
イブキバレリーナを貰いました。


貰った繁殖牝馬は受胎状態だったので、すぐに幼駒を産んでくれました。
しかし、わがままのウマソナ持ち・・・
わがままは育成効率に影響するのでなんか嫌ですね〜・・・
克服を狙うしかない。

ホーム画面では馬の様子が映し出されるようになりました。
「ヒヒーン」や「ブルブル」など鳴いたりもします

ウマソナイベントについて

馬ごとにウマソナに応じたイベントが発生。
選択形式で、選択した内容で気合い乗りが上昇したり様々な恩恵が受けられそうです。


5月を迎えたので種付けの時期。
先ほど貰ったイブキバレリーナに種付けをします。
とりあえず王道な爆発>評価の順でソート。


マルゼンスキーが因子も良いし、史実馬なのでやはり惹かれます。
BOOKFULLなので明らかに優秀ですよと言っているようなもの。
マルゼンスキーが良いですね。


BOOKFULLだと種付けさせてくれませんが、一応お祈り交渉で運が良ければ種付け出来たりもします。


交渉成立したため無事、マルゼンスキーの仔を受胎してくれました。
父系因子が豊富でこれは期待出来る!

当週の史実調教

史実調教には即時タイプのものもあります。
主にレース直前でステータスバフや疲労回復、調子上げ目的で使う感じですね。


残念ながら、体験版では1年目の12月末までなので、マルゼンスキーの子供を拝む事は出来ませんが、
製品版で会えるのを楽しみにしたいと思います。

【前作とのレース画質の比較】

ウイニングポスト10

ウイニングポスト9 2022



-シミュレーション, レビュー, 対人オンライン
-, ,