世界樹の迷宮1 2 3 HD

ダンジョンRPG レビュー

【世界樹の迷宮1・2・3 HDリマスター】発売☆タッチペンや指を使った操作感について!

2023年6月1日(木)、Switchにて
世界樹の迷宮1・2・3 HDリマスター』・・・が発売されました!

ジャンルはダンジョンRPG
自由にキャラクターを作って自分だけのパーティーで
ダンジョン攻略を目指すRPG。

「世界樹」は123だけにとどまらず、
これまでに沢山のシリーズが発売されており、
根強い人気を誇るゲームです。

「1」が発売されたのは2007年と大分前!
ですが、元の完成度が高いため今プレイしても十分に面白いです。

本作の一番の特徴はタッチペンを使って、自由に壁や床を描いたり、
イベントポイントなどにアイコンを設置したり、
自分だけのマップ作りができるトコでしょう。

当初3DSだからこそ実現出来た、このマップ作成システムですが、
今回、Switch版にリメイクするにあたり、
どうやって落とし込むのか?また操作感は?
など気になっていました。

今回は操作感について主に評価してみたいと思います。

ちなみにタッチペン同梱の限定版を購入したのですが、
パッケージの大きさやデザインが通常版と一緒で焦りました・・・
Amazonで注文していたのですが誤送でもされたのかと。

まぁ小さなタッチペンが付属するだけですからね。
中を開けたらビニールに入ったタッチペンが同梱されているだけでした。
あとはタッチペン同梱みたいなシールがパッケージに貼ってあるだけ。
限定版って感じは一切ありません



通常版を購入した後にタッチペンを買い足すのでも問題ないです!
ちなみに同梱されている純正のタッチペンは以下。


ネット探してみると、以下のタッチペンは先が細く、
イラストを描くにもオススメってあったので良さげです。
純正と同じようなペン先パーツもあり、用途に合わせてペン先が交換できて、
Switch以外にも使えるため、買うなら正直こちらの方が良い気はします。

【製品版について】

本作はパッケージ版とダウンロード版がありますが、
パッケージ版は世界樹の迷宮1・2・3がセットになったものだけとなり、
8,980円(税込)と高めです。

ダウンロード版であれば単品売りもしており
各4,467円(税込)となります。
もし、「遊びたいのは3だけ!」みたいに単品目的の場合はダウンロード版がお得!

2タイトル以上遊びたいのなら123セット一択ですね。



その前にリマスター内容についても軽く触れておきます!

【追加要素】

  • 画質のHD化
  • バトル時のエフェクトをブラッシュアップ
  • 全職業のイラストが1種ずつ追加
  • タッチ操作・ボタン操作に対応したマップ作成機能の実現
  • メイキングキャラクターの容姿をその他の職業からも選べるように
  • バトル時の強化・弱体状態が確認出来るように(近年のシリーズでは普通に実装されている機能)
  • Dictionary機能で戦闘中でもモンスターの弱点などの詳細情報が確認出来るように
  • 難易度3つに分かれ選べるようになり、初心者でも遊びやすいモードを実装
    また、いつでも変更可能
  • セーブスロットが9個に
  • オートマッピングの強化(歩いた壁や床が自動でマップに反映される)
  • 大航海クエストのオンラインプレイが可能
    ※世界樹の迷宮3のみ対象
  • 初回生産版限定ではペルソナやデビルサマナーシリーズなどの一部キャラの見た目に
    出来るDLCが封入


◾️初回生産限定DLCについて

  • 世界樹の迷宮Ⅰ HD REMASTER:リンゴ、ジョーカー
  • 世界樹の迷宮Ⅱ 諸王の聖杯 HD REMASTER:人修羅、クマ
  • 世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者 HD REMASTER:ナホビノ、アイギス


「1」ならデビルサマナーの主人公「リンゴ」とペルソナ5の主人公「ジョーカー」の
デザインが使用可能!
これだけでも大分モチベーション上がる〜!

【難易度ついて】

正直、初代はそんな細かいところまで覚えてなくて
「難易度って固定だったの?」って感じです!

今回はノーマルにあたると思われる「BASIC」を選択しました。
BASICでも難易度は難しめの部類にあたり何度も全滅させられたり、
全然気が抜けません。

ちなみにオリジナル版の難易度は「EXPART」にあたるらしい・・・
「どんだけ難しかったの!?」って感じです(笑)

B1階層の全滅構成

◾️ひっかきモグラ3体
B1で出現するモンスターの中でもトップクラスの火力を持ち
3体出現されると全滅クラス!
TPを惜しまず全力でいかないと負けます。

◾️はさみカブト
こちらもトップクラスの火力を持ちながら物理が通りにくく、
属性アタッカーがいないと1体相手でも全滅させられかねません・・・

これがDictionary機能で確認出来る画面

全滅した場合

全滅するとゲームオーバーとなり直近のセーブポイントからになるのでシビア。
全滅には気をつけましょう!
幸い作成したマップ情報だけは引き継いでくれます。

【タッチペン / 指での操作感】

書き込みマップの拡大縮小について

まず、Switch版では画像のように画面が左右に分かれており、
右側がマップエディター機能になっています。
実際にマップを書き込む場所は画面右の下側部分。
こちらはツールアイコンより最大4段階で拡大縮小が出来ます。

◾️拡大時のメリット/デメリット

  • 書き込む際のポイントのズレが起こりにくくミスしにくい
  • 見やすい
  • 表示範囲が狭い

◾️縮小時のメリット/デメリット

  • 書き込む際のポイントのズレが起こりやすくミスしやすい
  • 見にくい
  • 表示範囲が広い


表示範囲についてはツールアイコンの表示をオフにすれば
全体マップが表示されるので良いとして、
拡大縮小で書き込みやすさが変わってくるのが大きいですかね。

とはいえ、慣れの問題もあると思うので
人によっては最大縮小でもスラスラ書けるかもしれません。
先の細いタッチペンを使うと可能でしょうが、
限定版でついている純正のタッチペンは先が太いので
最大縮小だとちょっと書き込みしにくいかも?

全体画面表示と利き手に対応した表示位置変更

Xボタンで画面を全体表示に出来ます。
かなり視認性が良く迫力や臨場感は増しますが、
マップへの書き込みは不可能。


左利きの方はマップエディタを左側に表示させることも可能!

本体の持ち方(プレイスタイル)について

3DSの時って、本体が小さく軽いから
タッチペンを持ちながらマップを書き込む際は、
左手で本体を持って右手でそのまま書き込むことは容易でした。

・・・が①Switchは本体が大きく3DSの時みたいには上手くいきませんね。
なので、机に置いて遊ぶ
ただ、本体を机に置いたままだとゲームの操作がそもそもしづらい。
タッチペンで書き込む際は楽ですけどね。
ワイヤレスコントローラーを使えば改善できますが首が凝りそう(笑)

続いて、②通常の操作時は両手で持ってプレイし、マップを書き込む際は机に置く
ん〜、これもいちいち書き込む度に置くのはしんどい・・・
書き込む頻度も多いし。本体も痛みが早くなりそうでなんか嫌。

と言うことで、最良なプレイスタイルはまだ模索中ですが、
現在は③専用の本体スタンドに設置して、
ワイヤレスコントローラーで操作。
タッチペンは常にコントローラーと一緒に添える感じで持っておき、
必要になったらコントローラー片手に書き込んでいます。

タッチペンでの操作感

純正のタッチペンは先が太めなので、たまにしっかり反応してくれない場合もありますが、
大体は問題なく操作出来ます。
・・・がやはり3DSの時のレスポンスに比べるとやや悪め。
他のタッチペンだともっと快適なのだろうか?先が細いやつありますからね。
そこが気になるところ。

指での操作感

わりと悪くないです。
慣れは必要ですが、慣れると指でもスラスラマップ作成出来そう。
本体を両手で持ちながらそのまま右手の親指で操作出来たら良かったんですが、
Switchの本体が大きいので叶わず(笑)

なので、結局書き込む時はSwitchを都度置いたり、
机に置きっぱでプレイするとかしないといけません。

ちなみ、指だとタッチペンと違ってタッチ部分が隠れてかなり操作しにくいです。
そこで便利なのがオプションの「マッピングカーソル位置」の調整!

最初、
「何に使うんだろ?実際にタッチしたポイントからズレるとかやり辛くない?」
って思ってましたが、こう言う時のためにあるんですね。
この機能を使えば指に隠れないポイントに筆やアイコンが表示されるようになるので、
視認性が良く操作しやすくなります!

指だとオススメは「4」くらいですね。
逆に純正の太めなタッチペンだと「0」でも問題ないですが、「2」あたりもそれなりに良いかも。

ボタン操作でのマップ作成

タッチペンでも指でもなくボタン操作だけでも
マップは作成出来ます!

マップエディタから使用したい項目を選択しZRかZLで機能(ペンやアイコン)をオンにしたら、
ペンやアイコンが画面右側下に移動するので、
ZRかZLを押しながらアナログスティックで書き込めます。

ただ、アナログスティックでの操作は難しいので、出来れば十字キー操作にしたいところ。
そこでコントローラーのタイプ変更が活きます!

タイプCなら十字キーでマップエディタやペンなどのツールを動かせるので
正確かつ簡単にマップ作成が出来ます。
・・・がマップ移動がスティックオンリーになるので慣れは必要・・・
自分はDRPGのマップ移動はこれまで十字キーだったので慣れるまでは
誤操作しまくりでした!

今は 慣れたのでタッチペンとか使わないのだったらタイプCかな〜
でもこの辺りは人によって感覚が大きく違うと思うので、
最適な操作方法を模索してみましょう!

【オートパイロットツールが便利】

これは元からあったっけ?
覚えていませんが、オートマップ機能はデフォルトではないものの、
マップエディタ機能のツールを使って自由にオートパイロットを敷く事が可能!

また、ループも可能で同じ場所をひたすら行き来するような
ルートも作成可能!

ツール一覧の再生アイコンをオンにしておくと、オートパイロットの矢印上にいる間は自動移動に


再生マークの左隣にあるアイコンは往復オートパイロット。
このツールを使用しなくても、元々存在するオートパイロットの
上をなぞるように描いても往復設定を追加することが可能。

階段がある場合は自動で移動してくれる

【その他オプション項目】

バトル時の演出速度の変更はバトルテンポが快適になるので弄っておきたいところ。


難易度はダンジョン内では変更が不可。

【システム詳細】

スキルツリーでのスキル取得

レベルアップ毎に入手するポイントを使って、
職業毎のスキルを自由に取得できる他、スキルレベルのアップも可能。
先でどんなスキルが取得できるか確認出来るので計画的に
取得ルートを決めておくのも良いかもしれません。

ダンジョンイベントとFOE

ダンジョン内では至るところでイベントが発生します。
時には敵に急襲されたり回復出来る有難いポイントなども。
また、採取スキルを持っていたら素材の採取なども特定のポイントで可能。

宝箱ももちろんあり!


FOEとは、その時点では敵わないような強敵の事です!
マップ上で視認出来るようになっており、
特定のパターンで行動する敵やプレイヤーを見つけると
追ってくる厄介な敵もいます。

上手くかわしながら進みましょう。
緊張感があって良いです。

ちなみに倒せると固有素材を落とし、強力な装備が作れるので有利になります!
出来れば積極的に挑みたいところ。

素材とアイテム / 装備の関係

ダンジョン内で倒した敵や採取ポイントなどで手に入った素材は、
加工屋で売却する事でお金が手に入る他、新商品が追加されます!
素材はガンガン売って、装備のラインナップを良くするのが攻略の秘訣!

サブクエスト

酒場ではあらゆる依頼が受注出来、達成すると報酬が手に入ります。

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